松田聖子が引っ越してきた

実家の隣の家に、松田聖子家族が引っ越してきた。我家にも引越しの挨拶にきたのだ。
うちの家族全員で、玄関に駆けつけた。
聖子と、ダンナ(見たこと無い人)、サヤカと、最近松田家の養子になった男の子と、弁護士の5人が門の前に立っていた。

私は何となくコウフンしていたのと、手持ち無沙汰なことが原因で、
へんてこな気分になったことを紛らわす為、屈伸運動をしていた。

聖子とダンナと弁護士が、交互に話す。隣に松田聖子が住んでいることを内緒にして欲しい、というようなことを言っている。

うちに遊びに来ていた従弟も、様子を窺いに玄関まで出てきた。そしたら、コウフンして、
小川(我家の玄関に続く庭に小川が流れていた)に掛かる小さな橋で連続ジャンプを始めた。
そしたら、小川に落っこちた。

従弟はまだ6歳くらいなので、自力で脱出できないでいた。私はお気に入りの黒皮のパンプスを履いたいたけど、我慢して履いたまま小川に入り、従弟を救出した。彼の来ていた黒皮のコートも水に濡れてぐしゃぐしゃになったので、干してあげた。

そうこうしている間にも、まだ、松田聖子家族と、我家の家族は、雑談を続けていた。