実在する変な店名の中華料理屋

『豪傑男館(ごうけつおとこかん)』という店名の中華料理屋を探していた。
タウンページに載ってる変な名前の店に行ってみよーってことで。

車に乗って行ったり来たり探したけど、『豪傑男館』なんて店、全然見つからなかった。

あきらめて、その辺にあった違う料理屋さんに行って、『豪傑海男』ていうタイトルのアニメーションが見たいってダダをこねたら、店の従業員が、flashで、スッゴいアニメーションを短時間で作ってくれた。をれを、店に作りつけられた大きなスクリーンで見た。

次は、『恐怖殺人館』って中華料理屋。その店も車に乗ってどんどん探したけれど、見つからない。探しながら、車の中でPCを広げてヤフーオークションを見てたら、フグの形をしたお弁当箱的なタッパーが売ってて、12000円くらいで高すぎて買えないな〜と思った。

さらにうろうろ道を走っていたけど、結局見つからず、妥協でテキトーな中華料理屋に入った。そしたら、厨房の中にフグのタッパーが置いてあるのを発見した。
おじさんにあれを譲って欲しいんですけど、と言ったら、500円で譲ってくれた。ヤフオクでは12000円もするタッパーだったので、安さに驚いた。

その店に置いてあった、ボードゲームの人生ゲームみたいなのが置いてあった。それは、“実在するへんな名前の中華料理屋スゴロク”だった。これをやってたら、おじさんが、『恐怖殺人館』に似た名前の店『恐怖強行館』はあるって言ってた。スゴロクのますにもあった。だから、次はそこに行く事にした。

ピアノカフェ

外国を旅行していた。

街を歩いていたら、変わったカフェみたいなのがあったので、外からガラス越しに覗くと、そのカフェのテーブルは、全部小さめのグランドピアノだった。

蓋がしてあるグランドピアノが15台くらい置いてあって、一人一人そこに座っている。
お店は満員。ピアノの上にコーヒーを載せたりしている。

店に入ってみる。

テーブルがピアノだなんていいなー、と思って店内をうろついていると、店にいた客たち一人一人(ほとんどが白人のおばさん)がピアノを弾き始めた。みんな勝手に好きな曲を弾いてる。

ヘンだな、と思って、通訳のガイドさんに聞いてみたら、
ここはピアノコンプレックスに悩む人の施設なんだって。

みんなが私たちが店に入ってきたことで、自分のピアノを聴かせたい(でもあんまり上手じゃないからはずかしいけど、でも・・・)
って気持ちで弾いてるんだって。

アオイちゃん

高校からの帰り道、あまり喋ったことのないクラスメイト2人と駅まで歩いていた。芸能人では誰がカッコイイとかの話をしながら。

駅に着いて、ホームへ続く階段を上ると、知らない女の子を紹介される。
その子としゃべっていると、どうやら同じ幼稚園に通っていたっぽい。
アオイちゃんという名前で思い出した。
だから、そのことを聞こうと、「あおいちゃんは、同じ幼稚園だよね?」て言ったら、
突然、彼女は、オレンジ色のなめらかなチーズをいっぱいに張った25mプールに飛び込んだ。

電車のホームの線路は無くなって、チーズのプールになっていたの。
アオイちゃんは、25mをゆっくり泳ぎ、
残り1、プールの壁にタッチしそうな地点にきたら、ヤマブキ色のサクラ絵の具(金属のチューブ入り)に姿を変えてた。

戦いながらデパートを進む

私が何とかレンジャーという戦士になっていた。
今はデパートのダンジョンにいて、敵と戦いながら歩いている。
手には紙袋をもっていて、大して可愛くない小さなぬいぐるみがいっぱい詰まっている。もっといいやつを入れて来ればよかったなーって後悔して、それが原因で誰かとケンカまでした。
デパートの地下フロアから外に抜ける広い通路で、キラーキティーという大きなキティちゃん形の敵が現れ、一撃で倒す。
そして、次の行き先を探して、いったりきたりしている。
するとシーンがワイン売り場に。テイスティングできたので、いろいろ飲ませてもらう。
ワインは日本のワインがたくさんある。店員さんが、何かを取りに向こうに行ったスキに、私はワインを勝手にガブガブのんだ。フラフラしてきた。

犬を詰め込む

学校なのか、予備校なのか、教室にいた。
スパルタな男の先生がいて、凄く怒鳴ったりする人。

始めは全教科が一まとめの冊子になった模擬テストを受けるのだが、私はちっともわからなくて、答えが一つも書けなかった。
一緒に受けていた子たちは、みんなサッサと終らせてプールへ遊びに行った。

私はあまりにもわからないので、リンゴが食べたいとかなんとか、適当な言い訳をして教室から逃げ出し、プールへ行った。
プールは本格的な競泳用で、国体に出場する選手が練習に使うようなプール。観客席もあった。
陽射しが強くて、いい景色だった。

そうこうするうちに、なぜだか、薄暗い、教室に戻っていた。
今度は、凄く怒鳴ったりする女の先生がいた。

その時の私は、人間の私と、犬の私、2つの人格を掛け持ちしていた。

そして訓練が始まった。
畳半分くらいのダンボール箱に、詰め込めるだけ沢山、犬を詰め込む訓練。

詰め込まれる用の犬が、たくさん用意されている。
みんなおとなしい犬。
女先生は、早く詰め込みなさい、と怒鳴っている。

私は、まず、ミニチュアダックスフンドを箱に入れた。
次に、大きな犬を入れた。この大きな犬は、犬の人格の私。

大きな犬を入れちゃうと、場所を取るので数匹しか入らなくなる。
だから小さい犬をイッパイ入れた方が得なんだけど、
苦しい思いをする犬の数が少ない方がいいナぁと考え、(なんせ自分も犬をやってるから、犬の気持ちがわかる)
あえて大きいやつを入れた。

犬の目線で見ると、箱の中は暗くて、息苦しい。
どんどん犬が詰め込まれてくると、どんどん息苦しくなってくる。
箱の側面には、丸い空気穴が6つくらいあいてるけど、全然空気が入ってこない

苦しいな〜と思っていたら、シーンがどっかに飛んだ。

幽霊だった

私は死んでて、幽霊でした。
幽霊になってもうずいぶん経つ模様。

友達であるらしい男の幽霊とともに、幽霊の私は彼氏の所へ行きました。
でも全然気付いてくれません。
彼女だったのに、なんで気付いてくれないの??と悲しくなりました。
どうにかこうにか気付いてもらおうと工夫しました。
がんがん声をかけたり、鏡に映ってみたり。
そうこうするうちに、お店のショーウィンドーのガラスに私の姿が映ったのが見えたらしく、気付いてくれました。
でも、気持ち悪い扱いとか、怖いとか、思ったみたいです。
おびえている雰囲気でした。

そりゃそうか、私幽霊だから、コワイと思うのかもね。

そういうわけで、
彼も今の生きてる世界で新しい彼女も作ったりして
楽しくやって欲しいし、
あんまり幽霊が出ていってキモイとか怖いとか呪ってるとか
勘違いされるのも嫌だったので、

お話したかったけど、諦めることにして、
友達の幽霊と手を繋いで、すっと、いなくなりました。